産経ニュース

【福島第1原発事故】宮城県が基準以下廃棄物の焼却を市町村に要請

ニュース 社会

記事詳細

更新

【福島第1原発事故】
宮城県が基準以下廃棄物の焼却を市町村に要請

 宮城県は3日、ごみ処理施設を保有する県内市町村に対し、東京電力福島第1原発事故で発生した汚染廃棄物の焼却を要請した。付着した放射性物質の濃度が基準値以下で指定廃棄物に該当せず、各地に分散保管されている牧草など約3万6000トンが対象。住民の反発を懸念し、市町村側が処理を先送りしていた。

 市町村長を集めて仙台市で開いた会合で要請した。市町村側は、12月の次回会合で受け入れるかどうか表明する見通し。

 県は会合で、住民の不安を和らげるため、事前に試験焼却して安全性を確認する方針を伝えた。汚染廃棄物と家庭ごみを混ぜて焼却すれば、放射性物質の濃度上昇を抑えることができるとの考えも示した。

 基準値以下の廃棄物は、一般ごみとして市町村が処理責任を負う。県内に約3400トンある指定廃棄物の処理方法は決まっていない。

「ニュース」のランキング