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【青森中2自殺】嫌がらせの噂、亡くなる前日も 同級生証言、LINEで発信

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【青森中2自殺】
嫌がらせの噂、亡くなる前日も 同級生証言、LINEで発信

 青森市立中2年の葛西りまさん(13)が8月にいじめ被害を訴えて自殺した問題で、りまさんが2学期の始業式で登校した際、自らに関する新たな噂がインターネットで流されていると友人に知らされたことが29日、同級生の証言で分かった。亡くなったのは翌日で、引き金になった可能性がある。

 同級生によると、新たな噂は無料通信アプリLINE(ライン)で発信された。りまさんは始業式があった8月24日、学校で友人から「ラインでまた流されている」と聞き、別の友人に相談した。「誰が流したのか」と憤り、ショックを受けた様子だったという。

 りまさんは翌25日午前、列車にはねられ亡くなった。スマートフォンに残したメモには「もう耐えられません。うわさ流したり、それを信じたり、いじめてきたやつら。二度としないでください」などと記していた。

 同級生の話では、りまさんへの嫌がらせが始まったのは中学入学から間もない昨年6月。生徒の一人が「明日からいじめよう」と言い出したのがきっかけだったという。

 翌日以降、無視や仲間外れが始まり、複数の生徒から毎日のように「死んでくれ」などの言葉がラインで送られるようになった。学校では「死ね」「きもい」と言われたり、机を蹴られたりもしていた。

 嫌がらせは2年のクラス替えでいったん落ち着いたものの、今年6月、事実と異なる噂がラインで流され拡散した。りまさんは友人に「もう学校に行けない」と話し、ショックで2週間ほど休んだ。「死にたい」と口にして自殺の方法を調べたこともあったという。

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