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コストコ崩落事故、建築士の逆転無罪確定へ 東京高検が上告断念方針

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コストコ崩落事故、建築士の逆転無罪確定へ 東京高検が上告断念方針

 東日本大震災で東京都町田市のスーパー「コストコ多摩境店」の駐車場スロープが崩落し8人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた高木直喜建築士(69)を逆転無罪とした東京高裁判決について、東京高検が上告を断念する方向で最終調整していることが24日、関係者への取材で分かった。

 高検は、憲法違反や判例違反といった上告に必要な理由がないと判断しているもようだ。近く最高検と協議し決定する。

 事故は、高木建築士が行った構造設計の変更が工事に反映されなかったことが原因で発生。高木建築士が設計の総括責任者に適切に変更を伝えたかが争点となった。1審東京地裁立川支部は「確実に伝える義務を怠った」と禁錮8月、執行猶予2年の判決を言い渡した。しかし、高裁は「変更を書面で伝えており、説明義務は果たした」と認定。総括責任者に変更を確認する義務があったと指摘し、1審判決を破棄した。

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