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【豊洲問題】“都会の秘境駅”と化す市場の最寄り駅 交通機関は準備着々も…盛り土延期で閑古鳥

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【豊洲問題】
“都会の秘境駅”と化す市場の最寄り駅 交通機関は準備着々も…盛り土延期で閑古鳥

豊洲市場延期であてが外れたゆりかもめの「市場前駅」 豊洲市場延期であてが外れたゆりかもめの「市場前駅」

 豊洲市場(東京都江東区)の「盛り土」問題は、9月末に検証報告書が公表されたが、誰がいつ地下空間設置を決めたのかは特定できず、安全性の検証も始まったばかりだ。移転延期の終着点が見えないなか、新市場による集客を当て込んでいた最寄り駅は閑古鳥が鳴き続け、“都会の秘境駅”と化している。(夕刊フジ)

 「降りたことは一度もありません。使う理由もないし…」。ターミナル駅の新橋からお台場などを経由して豊洲に至る新交通システムゆりかもめ。その名も「市場前駅」の近くを歩いていた主婦(49)はけげんな表情でそう答えると、足早に去っていった。

 この駅は豊洲市場の最寄り駅として2006年に開業したが、駅周辺には市場関係以外の建物はほぼみられない。乗り降りする客もまばらで、ネット上では“都会の秘境駅”の異名もとる。

 「市場移転で多くの利用客が見込まれていたのだろうが、これじゃあ、廃れていく一方だな」。市場周辺を散歩していた中年男性は吐き捨てるように言った。

 ゆりかもめによると、「市場前駅」の14年度の乗降客数は20万9000人。昨年度は100万人に増え、1日換算で2700人ほどの利用があるが、市場の工事関係者の行き来が影響しているともいわれる。

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