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検察の取り調べ、裁判員裁判対象事件では全過程可視化が9割超

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検察の取り調べ、裁判員裁判対象事件では全過程可視化が9割超

 検察の取り調べの可視化は平成18年8月に試行が始まった。一部の事件で主要な場面のみの録音・録画で、裁判員裁判で裁判員に対し、被疑者の供述の任意性を分かりやすく立証するのが主な目的だった。

 だが、22年に特捜部検事による証拠改竄(かいざん)事件が発覚。再発防止と信頼回復策の柱として、23年から特捜部などで扱う検察の独自捜査事件を含む可視化の試行が始まった。

 最高検がまとめた23年4月から27年9月までの統計によると、検察の独自捜査事件は毎年100件前後。可視化の実施率は当初92%(23年度)で、うち全過程可視化は43%だった。25年度以降は100%実施となり、全過程の可視化も26年度以降は90%を超えた。また、裁判員裁判対象事件は年間3千件以上を取り扱い、可視化率は99%(27年4月~同年9月)、うち全過程可視化は92%となっている。

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