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【産経抄】朝顔の種で抽出した「LSD」で洗脳しようとした埼玉監禁犯 絶望の少女を救ったのは両親のまっすぐな愛情だ 9月29日

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【産経抄】
朝顔の種で抽出した「LSD」で洗脳しようとした埼玉監禁犯 絶望の少女を救ったのは両親のまっすぐな愛情だ 9月29日

 朝顔といえば、江戸時代に熱狂的なブームが起こっている。各地で花合わせ(品評会)が催され、人々は珍花や奇葉を競い合った。都心に毎年夏の訪れを告げる入谷鬼子母神の「朝顔市」は、当時の名残を伝えている。

 ▼もっとも、奈良時代に中国からもたらされたころは、薬として珍重されていた。実際朝顔の種から、合成麻薬LSDに似た成分が抽出できるらしい。埼玉県朝霞市で2年前に起きた少女誘拐事件の初公判で、寺内樺風(かぶ)被告の悪行がまたひとつ明らかになった。なんとその成分を食事に混ぜて、監禁している少女を洗脳しようとしていた。

 ▼岡本綺堂(きどう)の『半七捕物帳』シリーズに『朝顔屋敷』という作品がある。遠い先代の主人が、些細(ささい)な出来事で妾(めかけ)を手討ちにした。以来、妾が着ていた浴衣の柄である朝顔が屋敷に咲くと、必ず凶事が起こる。

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