産経ニュース

道路舗装6社、アスファルト合材でカルテル疑い 公取委が立ち入り検査

ニュース 社会

記事詳細

更新


道路舗装6社、アスファルト合材でカルテル疑い 公取委が立ち入り検査

 道路の舗装工事に使うアスファルト合材をめぐり、価格カルテルを結んでいたとして、公正取引委員会は28日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、アスファルト合材を製造する道路舗装会社6社に立ち入り検査した。

 関係者によると、立ち入り検査を受けているのは道路舗装大手のNIPPO▽前田道路▽鹿島道路▽大成ロテック▽大林道路(いずれも東京)と奥村組土木興業(大阪)の関西支店と工場など。

 6社は数年前から、神戸市内などで製造しているアスファルト合材について、各社の担当者が示し合わせて価格を一斉に引き上げる不正なカルテルを結んでいた疑いがあるという。

 アスファルト合材はアスファルトと砂、砕石を加熱しながら混合したもの。冷えると固まりやすく長距離を運べないため、アスファルトを製造する自社工場「アスファルトプラント」の近くで調達する必要がある。

 このため、アスファルトプラントを持たない道路舗装会社は、他社のプラントからアスファルトを購入しなければならないという。

 6社のうち奥村組土木興業を除く5社は、東日本大震災で被災した高速道路の復旧工事をめぐっても、同法違反(不当な取引制限)の疑いで、公取委から課徴金の納付命令を受けたほか、NIPPOなどは刑事裁判で有罪判決を受けた。

「ニュース」のランキング