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【埼玉少女誘拐】アサガオ種の薬で洗脳、少女は一時脱出も話聞いてもらえず絶望…寺内樺風被告の法廷で明かされた監禁の日々

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【埼玉少女誘拐】
アサガオ種の薬で洗脳、少女は一時脱出も話聞いてもらえず絶望…寺内樺風被告の法廷で明かされた監禁の日々

寺内樺風被告(早坂洋祐撮影) 寺内樺風被告(早坂洋祐撮影)

 起訴状が朗読される間、寺内被告はじっと検察官を見つめ、時折目線を上に向けて何かを考えるようなしぐさを見せたり、首を左右に揺らしたりしていた。

 「間違いありませんか」

 松原裁判長に問われると、窃盗と未成年者誘拐の罪については「事実と相違ありません」と認めた。

 一方で、監禁致傷罪については「数日から数週間監視したのは事実ですが、2年にわたり監視した意識はありません。というのも、彼女を家において外出したり、アルバイトに出社していたからです」と一部を否認。「かんぬき錠に関しましては強度が非常に弱く、強力接着剤で簡易的に取り付けたもので、物理的に簡単に取り外せる」などと、よどみなく説明した。

 犯行の間も平然と大学に通い、就職活動も成功し、4月から会社員になる予定だった寺内被告。続く冒頭陳述からは、その内に秘められた狂気が明らかになっていく。

「監禁し、観察したい」

 「女子中学生か女子高校生を誘拐、監禁して社会から隔離し、その変化を観察したい」

 冒頭陳述などによると、寺内被告は遅くとも平成24年2月ごろからそう考えるようになり、過去の誘拐、監禁事件や洗脳に関する記事や書籍を読み、犯行のイメージを膨らませていった。

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