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フィリピン“ダーティハリー大統領”就任後、現場での容疑者殺害1000人超 麻薬組織、大統領に懸賞金か

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フィリピン“ダーティハリー大統領”就任後、現場での容疑者殺害1000人超 麻薬組織、大統領に懸賞金か

フィリピンのドゥテルテ大統領(ロイター) フィリピンのドゥテルテ大統領(ロイター)

 フィリピン国家警察は4日、ドゥテルテ政権下で警官が取り締まり現場で殺害した麻薬犯罪容疑者は、約2カ月間で1011人に上ったと明らかにした。ドゥテルテ大統領自ら、容疑者が抵抗するそぶりを見せれば現場で射殺するよう警官に指示しており、強権的手法への批判が改めて強まりそうだ。

 警察によると、大統領就任翌日の7月1日から9月4日までに逮捕した麻薬犯罪容疑者は1万4798人。麻薬絡みとみられる実行犯不詳の殺人も1391件あった。一方、取り締まり強化に恐れをなした麻薬中毒者ら約68万人が出頭した。

 麻薬犯罪組織がドゥテルテ氏の暗殺に懸賞金を出したとの情報もあり、政府は同氏や家族の警護態勢を強化。2日にドゥテルテ氏の地元ダバオで起きた爆弾テロは、イスラム過激派アブサヤフが犯行声明を出したが、警察当局は麻薬犯罪組織が関与した可能性も排除せず、捜査を進めている。(共同)

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