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【リオ五輪】IOC理事をリオ市内で身柄拘束 チケット不正転売容疑、欧州五輪委トップも兼務の要人

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【リオ五輪】
IOC理事をリオ市内で身柄拘束 チケット不正転売容疑、欧州五輪委トップも兼務の要人

リオデジャネイロ五輪入場券の不正転売関与の疑いが持たれているパトリック・ヒッキーIOC理事=2015年6月11日、バクー(AP) リオデジャネイロ五輪入場券の不正転売関与の疑いが持たれているパトリック・ヒッキーIOC理事=2015年6月11日、バクー(AP)

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】リオデジャネイロ五輪で、観戦チケットの不正転売を行っていたとして、地元の警察当局は17日、国際オリンピック委員会(IOC)理事で、アイルランド五輪委の会長でもあるパトリック・ヒッキー理事(71)を拘束した。ヒッキー氏は欧州五輪委のトップも兼務。同日朝、市内の他のIOC委員らが泊まる豪華ホテルで身柄を拘束されており、IOCに衝撃が広がっている。

 五輪観戦チケットの不正転売をめぐっては、既に英国のスポーツ観戦チケット会社THGのアイルランド人幹部ケビン・マロン容疑者らが逮捕されており、地元メディアはヒッキー氏の身柄拘束もこの事件に関連していると報じている。

 英BBCによると、マロン容疑者はアイルランド五輪委に割り当てられた入場券800枚を不正に所持しており、5日に行われた五輪開会式の入場券は販売価格の5倍以上の値段で転売していたという。マロン容疑者は「顧客のコレクションのために持っていた」として容疑を否定している。

 前回のロンドン五輪で公式代理店だったTHGは、14年のサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会でも、別の幹部が大がかりなダフ屋行為に関与していたとして、身柄拘束される不祥事を起こしている。

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