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薬16倍投与で女性死亡 東京女子医大病院 遺族「副作用説明なし」

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薬16倍投与で女性死亡 東京女子医大病院 遺族「副作用説明なし」

 東京女子医科大病院(東京都新宿区)で平成26年、40代の女性が添付文書に記載された量の約16倍に当たる抗てんかん薬を投与され、副作用で死亡していたことが24日、遺族への取材で分かった。

 亡くなったのは川崎市の長浜裕美さん=当時(43)。遺族で夫の明雄さん(41)によると、裕美さんは26年8月、脳腫瘍の再発が確認された。その後、同月20日にけいれん発作を起こしたため、病院側は抗てんかん薬「ラミクタール」の処方を決定。だが、裕美さんは9月1日から皮膚が剥がれる「中毒性表皮壊死(えし)症」を発症し、同9日に死亡した。

 ラミクタールの添付文書では別の薬と併用する場合、最初の2週間は隔日で1日25ミリグラムとし、その後最大200ミリグラムまで増やせると記載。用量を超えた投与では皮膚障害の発現率が高いとしている。一方、同院は当初から適正使用量の約16倍に当たる1日200ミリグラムを投与しており、調査をした第三者機関は「最良の選択肢とは言い難く、リスクについて本人や家族に十分に説明し、同意を得るのが望ましい」と指摘している。

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