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【善光寺の変】「生き仏」小松貫主に信徒ら辞任要求 対立は泥沼化 「セクハラ、差別発言」めぐり 

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【善光寺の変】
「生き仏」小松貫主に信徒ら辞任要求 対立は泥沼化 「セクハラ、差別発言」めぐり 

善光寺御開帳を前に本堂の前に建てる回向柱に梵字(ぼんじ)を書き入れる善光寺の小松玄澄貫主=平成27年4月1日、長野市の善光寺(三宅真太郎撮影) 善光寺御開帳を前に本堂の前に建てる回向柱に梵字(ぼんじ)を書き入れる善光寺の小松玄澄貫主=平成27年4月1日、長野市の善光寺(三宅真太郎撮影)

 1400年の歴史を誇る善光寺(長野市)が前代未聞の騒動に揺れている。同寺のトップである「大勧進」住職の小松玄澄(こまつ・げんちょう)貫主(かんす)(82)が、女性職員にセクハラや差別的発言をしたとして傘下の寺院や信徒団体から辞任要求を突きつけられたが、貫主は「全くの事実無根」と拒否し、両者の対立は泥沼化の様相を呈しているのだ。「雲上人」や「生き仏」とも称される貫主をめぐって勃発した“善光寺の変”に、参拝客の間でも困惑が広がっている。

 朝から小雨がちらついた13日。善光寺に誘う参道には平日にも関わらず多くの参拝客が行き交っていた。

 参拝が日課だという近所の女性は「事実であれば情けない。信仰と騒動とは別だと思うようにしている」と言葉少なに話した。

 騒ぎの発端は昨年10月、大勧進に勤める60代の女性職員に小松貫主が差別的な発言をしたとして、別の職員が部落解放同盟県連合会(長野市)に相談したことだった。別の60代女性職員も小松貫主からセクハラ発言をされたうえに不当な配置転換を命じられたとして、長野地方法務局などに相談していた。

 今年6月、傘下の天台宗の寺の住職による「天台宗一山」(25院)と、信徒でつくる「信徒総代」が、小松貫主に辞任を要求する通告書などを提出した。解放同盟などが事実確認のための会合を開き、小松貫主に出席を求めていたが、貫主は応じなかった。

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