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【北朝鮮拉致】特定失踪者調査会 対北ラジオ、29日にも中波も開始 拉致解決へ対応強化

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【北朝鮮拉致】
特定失踪者調査会 対北ラジオ、29日にも中波も開始 拉致解決へ対応強化

 拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」が運営する北朝鮮向け短波ラジオ放送「しおかぜ」が29日にも、中波で放送を開始することが12日、分かった。中波放送を加えることで、北朝鮮への外部からの情報流入を強化し、拉致問題解決につなげるのを狙いとしている。

 北朝鮮に普及しているラジオ受信機の台数は約300万台ともいわれ、そのうち3分の2が中波受信機とされている。また、調査会が脱北者に聞いたところ、北朝鮮では韓国の中波ラジオ放送をよく聞いていたという。調査会は以前から中波放送の実施を検討してきたが、日本国内の送信施設を使う許可が得られず、実現に至っていなかった。

 その後、調査会は海外の放送会社に委託しての放送実施を模索。平壌から約1350キロ離れたモンゴルの施設から送信した音声について、平壌よりも遠いソウルで確認したところ、音声をある程度聞き取ることができた。このため、モンゴルからの中波放送実施を決めた。ただ、中波での放送には月額約135万円が必要となり、当面は10月まで3カ月の放送を予定。今後、資金面のめどがつけば、放送を続ける。

 放送時間は毎日午後11時半から午前0時まで。朝鮮語、日本語での北朝鮮関連のニュースのほか、朝鮮語と日本語で、政府認定拉致被害者や拉致の可能性を排除できない特定失踪者の氏名を読み上げる。

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