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【蹉跌再び 都知事の資質(上)】「9月まで知事」は自民との密約だった! 一転破局に「話が違う…」舛添氏は必死の電話

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【蹉跌再び 都知事の資質(上)】
「9月まで知事」は自民との密約だった! 一転破局に「話が違う…」舛添氏は必死の電話

知事退任の挨拶を終え、本会議場をあとにする舛添要一都知事=15日午後、東京都庁(松本健吾撮影) 知事退任の挨拶を終え、本会議場をあとにする舛添要一都知事=15日午後、東京都庁(松本健吾撮影)

 「話が違う」-。舛添要一知事は自民党から辞職を求められた14日夜、同党の国会議員らに電話をかけ続けた。不信任決議案可決の流れは想定外だったのだろう。「9月まで知事を続けるということで、都議会自民党の、しかるべき幹部とは話がついていた」。そう主張する舛添氏の声には、切迫感があったという。

 舛添氏はこの日の夜、土壇場からの巻き返しに奔走した。午後10時12分には黒塗りの公用車に乗り込み、いったんは退庁したものの、そのわずか数分後に庁舎に引き返し、険しい表情で庁舎内に消えた。その間、辞職を求める川井重勇議長(自民)と面談し、約40分後に再び車に乗り込んだ際には伏し目がちだった。

 この面談こそが、舛添氏が辞職に向け、腹を固めた瞬間だったとされる。

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 世論調査で9割を超す批判を集めながら、都議会開会前の舛添氏は強気だった。「都民の代表である都議会には納得してもらえる説明をする」。そのよりどころとなったのは、都知事選で自らを推した最大会派の自民との“密約”だったに違いない。「知事とは都政の混乱を避けるため、しばらく続投させることで合意し、公明も納得していた」と自民都議の一人は明かす。

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