記事詳細
東海第2原発で放射性廃液漏れ 外部への影響なし
2日午後2時55分ごろ、茨城県東海村の日本原子力発電東海第2原発の廃棄物処理棟の室内に液体がたまっているのを作業員が確認した。原電が調べたところ、1リットル当たり37万ベクレルの放射性物質が検出された。作業員の被ばくや、建屋の外への放射性物質の漏えいはないという。
原子力規制庁によると、室内には液体廃棄物の入ったタンクの中の気体から水分を除去する装置があり、液体はこの装置を囲む堰内にたまっている。装置から放射性廃液が漏れた可能性があるとみて、量や原因を調べている。