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「伝統的な」秘密主義、秋田県警VS記者クラブの暗闘 政治家私設秘書の“選挙違反”を隠したことも 今こそ事件記者の力量問われる

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「伝統的な」秘密主義、秋田県警VS記者クラブの暗闘 政治家私設秘書の“選挙違反”を隠したことも 今こそ事件記者の力量問われる

秋田県警本部。事件・事故の適切な発表が求められている=秋田市山王(渡辺浩撮影) 秋田県警本部。事件・事故の適切な発表が求められている=秋田市山王(渡辺浩撮影)

 横手署と仙北署は今月6日、交通事故で重傷を負った人をそれぞれ「横手市居住 小学生 7歳 男児」「新潟市居住 40代 男性」と、住所や名前を伏せて発表した。

 商業施設名出さず

 事件発生現場についても、場所を番地まで発表すべきだが、「県北部」などと伏せることがある。

 女子児童の裸を撮影したとして昨年11月29日に会社役員の男が逮捕された事件では、逮捕場所が「県内の警察署」、犯行現場が「県内のカラオケボックス」と伏せられた。被害者保護のためだとしても、「県内」はあまりに広すぎる。

 昨年10月19日に秋田臨港署が発表した公然わいせつ事件は、現場が「秋田市内にある駅」。駅名を出さない理由は不明だ。

 同署が翌20日に発表した窃盗事件の犯行現場は「秋田市内の大型ショッピングセンター」。強盗事件でもない限り商業施設名は出さないという暗黙のルールがあるのか、商業施設の駐車場で起きた車両火災や交通事故も番地や施設名を発表しない。

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