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【清原和博被告初公判(2)】
「遅くとも平成20年ごろから使用」 逮捕時には左手に注射器とストロー片 検察側の冒頭陳述で明らかに
《次の証拠品として、検察官は清原被告が所持していたという、2つのチャック付きビニール袋に入った白い粉末状のものを提示した。検察官がそれらを手に持って、清原被告の前まで歩み出る》
検察官「これを見てください。見えますか」
《身じろぎせず、うつむいたままの清原被告に検察官がうながす。清原被告はやっと顔をあげ、検察官の手にあるビニール袋をみる》
清原被告「はい」
検察官「あなたのものに間違いありませんか」
清原被告「はい」
検察官「もういらないものですか」
清原被告「はい」
《清原被告の目には力がなく、強面で「番長」と呼ばれていたころの覇気を感じることはない。傍聴席でかろうじて聞き取れるほどの声で返事をすると、清原被告はまた視線を落とした》
《検察官はさらに証拠の概要として、清原被告の尿からも覚醒剤が検出されたことや、清原被告の両腕の肘の内側に残った注射痕などについても説明していく》
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