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【女子中生2人死亡】「同情自殺」か 長期休暇後の悲劇、過去にも

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【女子中生2人死亡】
「同情自殺」か 長期休暇後の悲劇、過去にも

東急大井町線の急行電車に中学生の女子生徒2人が飛び込んだ荏原町駅脇の踏切には、白い花束が手向けられていた=10日午後、東京都品川区(桐原正道撮影) 東急大井町線の急行電車に中学生の女子生徒2人が飛び込んだ荏原町駅脇の踏切には、白い花束が手向けられていた=10日午後、東京都品川区(桐原正道撮影)

 東京・品川で電車に飛び込んで死亡した女子生徒2人は、ともに人間関係に悩んでいた可能性が高まっている。大型連休直後の悲劇。過去にも未成年の学生らが連れ立って自殺を図ったケースはあり、長期休み明けの時期に重なることも多い。専門家は「思春期の友人同士の自殺の場合、片方の悩みにもう片方が強く影響されて一緒に死んでしまう『同情自殺』の可能性がある」と指摘する。

 「家に来たことはなかったが、担任の先生から『いつも2人で楽しく過ごしているようです』と聞かされていた。趣味も一緒で部活も一緒。一番仲が良かったクラスメートだった」

 今回の事故で死亡した女子生徒1人の母親は産経新聞の取材に死亡した2人の親密な関係についてこう打ち明けた。自殺についての心当たりはなく、「(女子生徒には)寂しい思いをさせていたのかもしれない」とだけ話した。

 学生が休み明けに友人とともに自殺を図ったケースは、過去にもある。

 東京都大田区では平成26年9月、区立小学校6年だった11歳と12歳の女子児童2人がマンションから飛び降り、ともに死亡した。2人は同級生で仲が良かった。2学期が始まって間もなくの時期で、周囲に「勉強が大変。疲れている」などと話していたという。

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