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【熊本地震】被災地狙い相次ぐ「火事場泥棒」 警察当局、県外からも応援投入で取り締り強化 盗犯捜査員、覆面パトカーも

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【熊本地震】
被災地狙い相次ぐ「火事場泥棒」 警察当局、県外からも応援投入で取り締り強化 盗犯捜査員、覆面パトカーも

倒壊した家屋の横を通るパトカー=15日、熊本県益城町木山(撮影・中島信生) 倒壊した家屋の横を通るパトカー=15日、熊本県益城町木山(撮影・中島信生)

 熊本地震の発生後、住民の避難により「空白地帯」となった被災地で、窃盗事件が相次いでいることが21日、熊本県警などへの取材で分かった。県内では被災直後から他県警の応援も受け、被害が激しかった地域を中心に24時間態勢のパトロールを開始。被害の未然防止や摘発の強化に乗り出している。

 県警によると、震災後から21日朝までに、現金などを盗まれたとする窃盗の被害届を計17件受理。熊本市内の8件、益城町内の5件など被災地で被害が広がっている。一方、被害は未確認だが、19日正午までに同町などを中心に、自宅が窃盗に遭ったと訴える避難者の110番通報が計23件、寄せられた。

 熊本県では21日の時点で、県内約650カ所の避難所に計約9万人が身を寄せる。このため、広域が無人状態となった地区があるほか、家屋の損壊で自宅に一度も戻れない避難者もおり、潜在的な被害が拡大している可能性がある。

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