産経ニュース

【熊本地震】土砂崩れで阿蘇山噴火か 活発化の調査は継続 京大火山研

ニュース 事件

記事詳細

更新

【熊本地震】
土砂崩れで阿蘇山噴火か 活発化の調査は継続 京大火山研

 熊本県でマグニチュード(M)7・3の地震があった16日に阿蘇山で起きた噴火は、強い揺れにより火口内で土砂崩れが発生し、その土砂が火山ガスや蒸気で噴き上げられたとみられることが19日、京都大火山研究センターの大倉敬宏教授への取材で分かった。

 地下のマグマ上昇による噴火と比べて噴煙の色が薄く、噴火前日に確認していた火口内のガス噴出状況とも合致するという。16日はマグマの活動による本格的な噴火ではなかった可能性が高まった。

 一方で、地震の原因となった断層が阿蘇山付近に達していることが判明しており、大倉教授は「地震がマグマに影響して火山活動が活発化するかどうか、引き続き慎重に調べる必要がある」との見解を示した。

 また、大倉教授は、M7・3の地震以降、京大が阿蘇山周辺に設置している複数の観測機器からデータが送信されていないと明らかにした。無線機能が失われているという。

「ニュース」のランキング