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【衝撃事件の核心】34歳男の逮捕のきっかけは児童ポルノ検知システムだった 「児童ポルノ天国」の汚名を返上できるか?

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【衝撃事件の核心】
34歳男の逮捕のきっかけは児童ポルノ検知システムだった 「児童ポルノ天国」の汚名を返上できるか?

 米国務省の「2013年国別人権報告書」では、「日本は依然として、児童ポルノの製造および取引の国際的な拠点であった」とされた。14年4月時点で単純所持が約90カ国以上で禁止される中、日本の取り締まりが甘いという認識は広まっていた。

 法改正で各国と一定の足並みをそろえた形だが、厳しい見方はまだ続く。国連の児童ポルノに関する特別報告者、マオド・ド・ブーアブッキオ氏は昨年10月の日本視察後、露出度の高い衣装で写る「着エロ」を非難したほか、子供を極端に性的に描いた漫画を禁止するよう呼びかけた。

 カナダや米国などでは、二次元の児童ポルノも禁止している。性描写に限らず、日本のアニメやゲームに見て取れるロリコン表現を好ましくないとする向きも多い。

 今年3月、東京地裁判決では実在の女児の裸を描いたコンピューターグラフィックス(CG)も児童ポルノと認定したが、これらについてはその都度、「表現の自由」の議論が持ち上がり、漫画などについては今改正でも規制を見送られている。

 日本ユニセフ協会の担当者は、「子供の虐待を野放しにすべきではないというのは国際社会の共通認識。日本も先進国として各国に理解を得られる法整備が求められている」と話している。

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