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【栃木・今市女児殺害】“もろ刃の剣”の取り調べ録音・録画 可視化時代の審理への課題に

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【栃木・今市女児殺害】
“もろ刃の剣”の取り調べ録音・録画 可視化時代の審理への課題に

栃木女児殺害事件の判決が言い渡された宇都宮地裁=8日午後 栃木女児殺害事件の判決が言い渡された宇都宮地裁=8日午後

 勝又拓哉被告に無期懲役を言い渡した宇都宮地裁の裁判員裁判判決は、車の走行記録や遺体の付着物などの状況証拠を慎重に検討した上で、殺害などに関する被告の自白に「具体性、迫真性がある」として被告の無罪主張を退けた。

 決め手となる物証がない中で、検察側は被告と犯人を結び付ける事情を多角的に示そうとしたが、状況証拠による立証に課されたハードルは高い。

 最高裁は平成22年4月、大阪母子殺害放火事件をめぐる判決で、状況証拠による立証では「被告が犯人でなければ説明できない事実関係が認定できることが必要」との基準を示した。地裁判決はこれを踏まえ、車の走行記録や遺体に付着した猫の毛などは被告が犯人である可能性を示すものの、犯人と認定することまではできないと判断した。

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