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司法試験漏洩問題「情報把握に反省点」

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司法試験漏洩問題「情報把握に反省点」

 司法試験問題漏洩(ろうえい)事件で、法務省の検証チームは29日、中間報告を司法試験委員会に提出した。国家公務員法(守秘義務)違反罪で有罪が確定した明治大法科大学院の青柳幸一元教授(68)が授業中に出題内容を示唆する発言をしていたのを把握できなかったことなどについて「反省すべき点があった」とした。

 元教授が問題作成を担当する考査委員を10年以上続けていたことに言及し「長期の任命が油断や慢心につながった」と指摘。具体的な再発防止策を提言する。

 検証チームは2月に青柳元教授にヒアリングを求めたが、応じなかったため書面で質問。漏洩は認めたものの、動機や経緯はプライバシーを理由に回答しなかったという。

 青柳元教授は昨年5月の司法試験で憲法分野の問題作成を担当。交際していた教え子の女性に問題を漏らしたとして、国家公務員法違反罪で懲役1年、執行猶予5年の判決を受け、確定した。

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