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【埼玉失踪少女保護】少女の名前呼び誘拐、計画的犯行か 「両親に捨てられた」嘘の説明

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【埼玉失踪少女保護】
少女の名前呼び誘拐、計画的犯行か 「両親に捨てられた」嘘の説明

埼玉県警が公開した寺内樺風容疑者の手配写真 埼玉県警が公開した寺内樺風容疑者の手配写真

 平成26年3月に行方不明となった埼玉県朝霞市の中学3年の女子生徒(15)が東京都中野区内で保護された事件で、埼玉県警が未成年者誘拐の疑いで身柄を確保した同区東中野、寺内樺風(かぶ)容疑者(23)が、女子生徒を誘拐する際に名前を呼んで声をかけていたことが29日、同県警朝霞署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は寺内容疑者があらかじめ女子生徒を狙い計画的に誘拐したとみて捜査している。

 捜査本部によると、目撃証言などから女子生徒が誘拐されたのは26年3月10日とみられている。寺内容疑者は同日、女子生徒の自宅前で車から降り、女子生徒に「(女子生徒の氏名)さんですよね」と声をかけた。女子生徒は同日午後3時45分ごろ、自宅前で10代とみられる男と話しているのを近所の人が目撃したのを最後に行方が分からなくなっており、この男が寺内容疑者と同一人物だった可能性がある。

 また、捜査関係者によると、寺内容疑者は女子生徒と一緒に生活している間に「(女子生徒は)両親に捨てられた」という嘘の説明をしていたという。しかし、女子生徒は保護された後に「インターネットで両親が自分を探し続けていることを知った」と父親に話しており、寺内容疑者の説明が嘘と知って脱出を決意したとみられる。自宅に電話した27日は「(逃げようとする)気持ちが高まった」と話しているという。

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