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【震災5年】木戸川生まれのサケ、5年ぶりに放流 原発事故は初 福島・楢葉町

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【震災5年】
木戸川生まれのサケ、5年ぶりに放流 原発事故は初 福島・楢葉町

福島県楢葉町の木戸川で、サケの稚魚を放流する子どもたち=26日午前 福島県楢葉町の木戸川で、サケの稚魚を放流する子どもたち=26日午前

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が昨年9月に解除された福島県楢葉町の木戸川で26日、遡上したサケの卵から生まれた稚魚が5年ぶりに放流された。

 地元の漁協は昨年10月、原発事故後に中断していたサケ漁を再開して約8千匹を捕獲、約137万匹の稚魚を育ててきた。

 木戸川はかつて本州有数のサケ漁獲地として知られ、毎年約7万匹を捕獲し、1200万~1500万匹の稚魚を放流してきた。震災時は稚魚約1千万匹のうち3割ほどを放流したところでふ化場が津波で被災。漁とふ化事業を休止し、平成26年と27年の春は近くの漁協から購入した稚魚計2万匹を放流した。

 漁協のふ化場長、鈴木謙太郎さん(34)は「ようやくこの日を迎えることができてうれしく思う。震災前よりたくさんのサケが遡上する川にしたい」と話した。

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