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村上ファンド側が依頼した第三者委員会が「相場操縦に当たらず」 委員長は元東京地検特捜部長の宗像紀夫氏

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村上ファンド側が依頼した第三者委員会が「相場操縦に当たらず」 委員長は元東京地検特捜部長の宗像紀夫氏

 旧村上ファンドの村上世彰元代表(56)らによる相場操縦疑惑で、村上氏側が調査を依頼した第三者委員会は25日、「相場操縦罪は成立しない可能性が濃厚」とした調査結果をまとめ、金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で調査を続けている証券取引等監視委員会に提出した。

 第三者委は昨年11月に村上氏側が監視委の強制調査を受けた後の同12月に設置。元東京地検特捜部長の宗像紀夫弁護士が委員長を務めており、取引実態を分析した上で金融市場分析の専門家や元裁判官らから意見を聴くなどしたという。

 村上氏らは平成26年6~7月、東証1部上場のアパレル大手「TSIホールディングス」(東京)の株価について、連続した下値売り注文や、取引終了間際に取引を成立させる「終値関与」などの手口で意図的に引き下げた疑いがある。

 調査結果では、(1)村上氏らの売り注文に反応して、多数の買い注文も入っており、市場参加者は株価が下がっていくと認識していなかった(2)取引終了間際だけでなく、継続的に取引していた(3)疑惑の取引後も株を大量保有しており、株価引き下げ行為は経済合理性に欠ける-ことなどを指摘。株を大量に売りさばこうとした通常の取引で、「相場操縦には当たらない」と結論づけた。

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