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山口組分裂トラブル…火炎瓶、トラック 対立先鋭化、警戒強める

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山口組分裂トラブル…火炎瓶、トラック 対立先鋭化、警戒強める

車が突っ込んだ山口組弘道会系の事務所で片付けをする組員=16日午前、大阪府門真市(宮沢宗士郎撮影) 車が突っ込んだ山口組弘道会系の事務所で片付けをする組員=16日午前、大阪府門真市(宮沢宗士郎撮影)

 埼玉県や大阪府で16日、国内最大の指定暴力団山口組と、離脱グループが結成した神戸山口組の傘下組織の組事務所にトラックが突っ込むなどのトラブルが相次ぎ発生した。組織の切り崩しに伴うとみられる小競り合いから各地で緊迫した状況が続いている。警察庁は暴力団同士の対立抗争状態にあると7日に認定しており、警察当局が警戒を強めている。

 埼玉県では午前1時45分ごろ、行田市の山口組系組事務所関係者から「ビルの階段から火が出ている」と119番通報があった。事務所には火炎瓶のようなものが投げ込まれており、鉄筋コンクリート4階建てビル1階の床や壁が焼けた。

 約1時間前には、隣接する熊谷市の駐車場で同組幹部が使用する乗用車のボンネットの一部が燃えた。県警は分裂をめぐるトラブルの可能性があるとみて、非現住建造物等放火未遂の疑いなどで捜査している。

 大阪府門真市では午前3時15分ごろ、山口組弘道会系組事務所にトラックが突っ込んだ。運転していた男ら数人が別のワゴン車に乗り換えて逃走したという。約3時間後の午前6時25分ごろには、隣接する守口市の神戸山口組山健組系組事務所で、トラックが1階の玄関脇に突っ込んだ状態で放置されているのが見つかった。大阪府警は建造物損壊容疑で捜査。山口組分裂に伴う対立抗争が背景にあるとみている。

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