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【球界現金授受問題】ルール次第で「賭博にあたる」

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【球界現金授受問題】
ルール次第で「賭博にあたる」

 試合の勝敗に応じて選手で現金をやり取りする「声出し」について、巨人は「少額で、験担ぎの色合いもあるご祝儀」などと説明し、昨年11月の調査でNPBも「賭けではない」としている。しかし、法律に詳しい専門家は、声出しのルールによって「賭博にあたる」と指摘している。

 甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)によると、賭博罪は(1)結果を制御できない事象を対象に金銭をやり取りする(2)双方が損をする可能性を共有する-ことが条件という。

 試合の勝ち負けを対象にして、勝てば円陣の選手たちが声出しの選手に現金を支払い、負けると声出しの選手が円陣の選手に支払うルールになっている場合、賭博の2つの条件に合致するとみる。

 園田教授は「コーヒー代や昼食代程度なら『一時の娯楽に供する』ものと判断され、処罰は免れるかもしれない。だが、1試合に数万円が動くのであれば刑事責任を問われる可能性がある」と指摘している。

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