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【山口組分裂「抗争」】「拳銃の取引価格が急上昇」と暴力団関係者 抗争備え需要増

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【山口組分裂「抗争」】
「拳銃の取引価格が急上昇」と暴力団関係者 抗争備え需要増

事始め式を終え、名古屋市の本家に戻る山口組の篠田建市組長=13日、JR新神戸駅 事始め式を終え、名古屋市の本家に戻る山口組の篠田建市組長=13日、JR新神戸駅

 暴力団関係者は「対立抗争に備え、とにかく今はどこの組織も拳銃を集めているため需要が高まり、分裂以降は値段が高騰している。6代目(山口組)側も神戸(山口組)側もかき集めている」と明かす。

 全国ではこれまでに、分裂をめぐって約50件の事件が発生。昨年10月には長野県で山口組系組員が射殺されるなど、拳銃を使った事件も相次いでいる。

 警察庁は今月7日、両団体が対立抗争状態にあると認定。同庁の金高雅仁長官は「資金源遮断、銃器摘発などで抗争を防ぎ組織の弱体化に取り組む」と強調している。

 ただ、警察庁によると、昨年1年間に全国の警察が暴力団から押収した拳銃は63丁で前年比41丁減。統計を取り始めた昭和42年以降、過去最少だった。暴力団別では、山口組=16丁▽住吉会=10丁▽稲川会=8丁▽神戸山口組=4丁▽その他=25丁。暴力団構成員などではない一般の知人宅に預けるなど隠匿方法も巧妙化している。また、昨年の銃器発砲事件は8件(前年比24件減)で、統計の残る昭和62年以降で過去最少だが、半数は暴力団が関与していた。

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