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【劇団員女性殺害】消えた荷物多数…近所に絞り、引っ越し先も割り出す DNA型は1000人超から提供

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【劇団員女性殺害】
消えた荷物多数…近所に絞り、引っ越し先も割り出す DNA型は1000人超から提供

東京都中野区の劇団員、加賀谷理沙さんが殺害された事件で、公開された犯人が持ち去ったとみられるイチゴ柄の敷布団カバー(警視庁提供) 東京都中野区の劇団員、加賀谷理沙さんが殺害された事件で、公開された犯人が持ち去ったとみられるイチゴ柄の敷布団カバー(警視庁提供)

 アルバイトをしながら女優という夢に向かって歩んでいた加賀谷理沙さんが殺害されているのが見つかってから約半年。捜査本部は当初、現場に残された犯人のDNA型を頼りに捜査を進めたが、思うように進まなかった。突破口になったのは、事件後に引っ越していたいくつかの世帯の行方。その中の1人が、戸倉高広容疑者だった。

 加賀谷さんの部屋からは、シーツやバッグなど十数点がなくなり「かなり大きな荷物」(捜査幹部)だったが、現場付近には車が止まっていた形跡はなかった。防犯カメラにも大きな荷物を持ち歩く人物の画像はなく、捜査本部は直近に住む者の犯行との見方を強めていた。

 加賀谷さんの爪の中に残っていた微物などから男性のDNA型を検出。捜査本部は親交のあった男性以外にも、現場付近に住む劇団や映像関係者などの男性をリストアップし、DNA型の任意提出を求め照合していく作業を重ねた。DNA型の提供を受けたのは1000人を超えた。

 DNA型を集める作業と並行して捜査本部は現場マンション周辺の聞き込みを継続。事件後に引っ越した世帯を調べ、転居先を割り出していった。こうした捜査で、戸倉容疑者が事件発覚の数日後に福島県矢吹町の実家に戻っていたことが判明。2月中旬に捜査員が戸倉容疑者と接触し任意提出を受けたDNA型が、今月に入り遺留DNA型と合致、捜査は急展開した。

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