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【川崎中1殺害】18歳無職少年に4年以上8年以下求刑 横浜地裁の裁判員裁判

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【川崎中1殺害】
18歳無職少年に4年以上8年以下求刑 横浜地裁の裁判員裁判

上村遼太さんの遺体が見つかった多摩川河川敷には花が植えられ、人の姿も見られた=2月2日午後、川崎市川崎区(早坂洋祐撮影) 上村遼太さんの遺体が見つかった多摩川河川敷には花が植えられ、人の姿も見られた=2月2日午後、川崎市川崎区(早坂洋祐撮影)

 川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月、中学1年の上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が刺殺された事件で、傷害致死の罪に問われた無職の少年(18)=同(17)=の裁判員裁判の論告求刑公判が7日、横浜地裁(近藤宏子裁判長)で開かれ、検察側は「自己保身のため犯行に加わった。凶悪性を減じる特段の事情は認めらない」とし、懲役4年以上8年以下の不定期刑を求刑した。判決は14日。

 事件では、殺人と傷害の罪に問われたリーダー格の少年(19)=懲役9年以上13年以下の不定期刑が確定=を含め、少年3人が起訴された。検察側は論告で「(無職少年は)リーダー格の少年がいることを隠して上村さんを呼び出した」とし、「(上村さんが)兄のように慕っていたにも関わらず助けず、絶望感を与えた」と指摘した。

 弁護側は最終弁論で、「(リーダー格の少年に)脅され、犯行に及んだもので、自発的なものではない。少年院で育て直せば、更生の可能性がある」とし、家庭裁判所への移送を求めた。無職少年は「上村さんを助ける行為ができなかったことを、本当に申し訳なく思っている」と述べた。

 傷害致死罪に問われたもう1人の少年(18)は公判前手続きが続いている。

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