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アトピー、東日本大震災で増加 宮城の子ども健康調査

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アトピー、東日本大震災で増加 宮城の子ども健康調査

 東北大は1日、東日本大震災の津波を経験した子供は、そうでない子供に比べてアトピー性皮膚炎の症状を示す割合が1・23倍になるなど、子どもの健康面に震災のストレスの影響が出ているとみられるとの分析結果を発表した。平成24~27年度に実施した調査結果をまとめた。一方、年数がたつにつれ、症状を示す割合が低下する傾向もあるとしている。

 東北大は、県内の小中学生の保護者に協力を依頼し、約1万7千人分の有効回答を得た。

 4年間全体の結果を見ると、仮設住宅に移るなど住まいを変えた子でアトピー性皮膚炎の症状を示す割合は、同じ家に住み続けている子に比べ1・15倍に上った。

 年度別の分析では、13年度は津波を経験した子で症状がある割合は、経験していない子の1・36倍だったのに対し、15年度は1・16倍になるなど、両者の差が縮まっている。

 調査した菊谷昌浩准教授(疫学)は「皮膚の症状は精神面とも深く結びついている。調査結果を今後の災害での支援に役立てたい」と話した。

 東北大によると、調査の途中段階の分析でも、津波を経験した子で症状を示す割合が高くなる傾向が出ていた。

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