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防災士が10万人突破 「地域を守る核に」

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防災士が10万人突破 「地域を守る核に」

【防災士10万人記念大会】挨拶する日本防災士機構の古川貞二郎会長=1日午後、東京都千代田区(三尾郁恵撮影) 【防災士10万人記念大会】挨拶する日本防災士機構の古川貞二郎会長=1日午後、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

 地域の防災活動を担う民間資格「防災士」の登録者数が、昨年11月に全国で10万人を突破したのを記念する大会が1日、東京都内で開かれた。河野太郎防災担当相はあいさつで「災害時は国や自治体だけではやっていけない。防災士には地域や職場を守る核となってほしい」と訴えた。

 防災士は、阪神大震災をきっかけに2003年度にスタート。NPO法人「日本防災士機構」(東京)が、講習や試験を受けた人を認証する。地域の避難訓練などで指導に当たるほか、災害時は救助活動や避難所の運営に携わる。2月末時点で10万7052人が登録されている。

 大会は同機構の主催で、招待された防災士ら約500人が参加した。専門家が、台風、豪雨といった気象災害や南海トラフ巨大地震への備えの重要性について講演。群馬大大学院の片田敏孝教授(災害社会工学)は「自分の身を守る主体性が大事なことを子どもに伝える上で、防災士の役割は大きい」と強調した。

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