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サイバー攻撃で不正送金 1億円被害企業も 中国人男女を逮捕

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サイバー攻撃で不正送金 1億円被害企業も 中国人男女を逮捕

不正送金事件の構図 不正送金事件の構図

 サイバー攻撃によってインターネットバンキングから別の口座に不正に送金された現金を引き出したとして、警視庁や兵庫県警などの合同捜査本部が、窃盗と不正アクセス禁止法違反容疑で、中国人の男女2人を逮捕したことが25日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕された中国人らは各地で相次いでいる不正送金事件の一部に関与。このうち兵庫県内の企業は、1法人の被害としては最大級の約1億円を不正送金されたとみられる。

 現金は引き出された後、複数の口座を経由するマネーロンダリング(資金洗浄)の形で中国に送金された可能性が高い。捜査本部は背景に大規模な中国人犯罪グループの存在があるとみて実態解明を進める。

 捜査関係者によると、逮捕されたのは、不正送金で得た現金を口座から引き出す「出し子」。2人のほかにも、複数の中国人が国内外で事件に関与していたとみて調べている。

 調べでは、2人はほかのメンバーと共謀し、サイバー攻撃でネットバンキングを利用する兵庫県内の企業など複数の口座から、犯罪グループが管理する口座に現金を不正に送金した上、ATM(現金自動預払機)などで引き出していた疑いが持たれている。

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