産経ニュース

大阪市に7500万円賠償命令 桜宮高校バスケ部の体罰自殺事件 東京地裁 体罰と自殺の因果関係認める

ニュース 事件

記事詳細

更新


大阪市に7500万円賠償命令 桜宮高校バスケ部の体罰自殺事件 東京地裁 体罰と自殺の因果関係認める

 岩井裁判長は「文部科学省は体罰の違法性や危険性に関する通知を全国に出していた。市は『教員の指導をきっかけとする生徒の自殺は多くない』と主張するが、教員の行きすぎた指導の危険性を過小評価することは不当だ」と指弾した。

 判決などによると、男子生徒は平成24年9月にバスケ部主将となったが、小村元教諭から暴言を吐かれたり、体罰を受けたりし、同年12月、「一生懸命やったのに、なぜ僕だけあんなにシバきまわされなければならないのか。理不尽だと思う。もう学校に行きたくない」とする小村元教諭宛ての手紙や家族への遺書を残し、自宅で自殺した。

 判決後に東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見した両親らは「息子のような犠牲者が今後出ないことを願う」と話した。一方、大阪市は「厳しい判決だが真摯(しんし)に受け止める。再発防止を徹底する」などとし、控訴しない意向を示した。

「ニュース」のランキング