産経ニュース

【被曝リスクを検証する(上)】命奪うのは放射線ではない 10万人検査の医師が報告した真のリスクとは

ニュース 事件

記事詳細

更新

【被曝リスクを検証する(上)】
命奪うのは放射線ではない 10万人検査の医師が報告した真のリスクとは

 「住民の命を奪っているのは放射線ではない。放射線をリスクの1つとしてとらえながら、本当に命を守りたければ、社会全体の問題として本気で取り組んでいかないといけない」。坪倉さんはそう訴えた。

 原発事故から5年近くがたつが、放射線への不安はなかなか消えない。被曝リスクの実態はどこまで分かっているのか報告する。

 【用語解説「放射線被曝」】 人体が放射線を浴びることで、影響の大きさは実効線量(単位はシーベルト)で表される。放射線医学総合研究所によると、年間では宇宙からも大地からもそれぞれ0・3ミリシーベルトほど被曝するほか、食事からも約1ミリシーベルトを摂取している。自然の放射線による被曝の積算線量は年間で2・1ミリシーベルト(日本平均)になる。ほかにも、胸のエックス線検査は1回0・06ミリシーベルト、東京-ニューヨーク間を航空機で往復すると0・19ミリシーベルトを浴びる。

このニュースの写真

  • 命奪うのは放射線ではない 10万人検査の医師が報告した真のリスクとは

「ニュース」のランキング