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2人強殺の片岡死刑囚、84歳で病死 戦後最高齢確定囚

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2人強殺の片岡死刑囚、84歳で病死 戦後最高齢確定囚

 法務省は14日、広島・岡山両県で高齢の男女2人を殺害するなどして強盗殺人罪に問われ平成23年に死刑が確定した片岡清死刑囚(84)が同日、アルツハイマー病に伴う摂食障害と衰弱のため死亡したと発表した。片岡死刑囚は広島拘置所に収容されていたが、アルツハイマー病により外部の病院で治療中だった。片岡死刑囚の死亡により、未執行の確定死刑囚は、静岡地裁が再審決定し刑の執行を停止した袴田巌さん(79)を除き125人。

 片岡死刑囚は15年9月、広島県東城町(現・庄原市)に住む1人暮らしの女性=当時(91)=宅に侵入し、首を絞めて殺害し逃走した。16年12月には、岡山県井原市のそば店主の男性=当時(76)=をバールで殴って殺し、現金5万円などを奪った。

 片岡死刑囚は2人への強盗殺人罪で起訴され、検察側は死刑を求刑したが、1審岡山地裁は18年、広島の事件については殺意を認めず、無期懲役とした。2審広島高裁岡山支部は広島の事件についても「確定的殺意をもって首を絞めた」として殺意を認定。1審を破棄して死刑を言い渡し、最高裁が23年3月、上告を棄却して死刑が確定した。片岡死刑囚は確定時79歳で、戦後最高齢での確定とされる。

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