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川崎市、簡宿火災は「放火」と判定 玄関付近にガソリン 市議会で報告

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川崎市、簡宿火災は「放火」と判定 玄関付近にガソリン 市議会で報告

 川崎市は12日、昨年5月に11人が死亡した簡易宿泊所火災の原因は放火とする調査結果を発表した。同日開かれた市議会健康福祉委員会で市消防局が報告した。

 同局によると、火元となった「吉田屋」1階の玄関付近からガソリンの成分が検出された▽玄関付近に火の気がなかった▽吉田屋の玄関は施錠されておらず、出入りが自由だった-ことに加え、コンピューターを使った火災シミュレーションや燃焼実験の結果も勘案し、何者かが玄関付近にガソリンをまき、火を付けて放火したと判定した。

 実況見分の結果、たばこや漏電、ガスによる失火の可能性は否定した。

 吉田屋は木造2階建てと届け出ながら、3階建てだったことが火災後に判明。市は周辺の宿泊所49棟を調査し、うち24棟について同様の構造などを理由に建築基準法違反と認定した。

 火災は昨年5月17日未明に発生。隣接する宿泊所に延焼、2棟を全焼し11人が死亡した。

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