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笹子トンネル訴訟 けがの女性と中日本高速側の和解成立

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笹子トンネル訴訟 けがの女性と中日本高速側の和解成立

 平成24年12月に山梨県の中央自動車道笹子トンネルで起きた天井板崩落事故で、負傷した神奈川県内の女性が中日本高速道路(名古屋市)と子会社、両社の当時の役員ら計4人に、慰謝料など計約2600万円の損害賠償を求めた訴訟は8日、横浜地裁(市村弘裁判長)で和解が成立した。中日本高速によると、事故をめぐる和解は初めて。

 女性の代理人弁護士は、和解条項の内容や経緯の開示を禁止することに合意したとして、和解金支払いの有無など詳細を明らかにしていない。

 女性は26年2月に提訴。5人が死亡したワゴン車に同乗し、自力で脱出しけがを負った。訴状では、中日本高速にはトンネル管理者として責任があると主張していた。

 5人の遺族12人が当時の中日本高速社長ら4人に計2400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決は16日に言い渡される。同じ遺族12人が法人としての同社と子会社に損害賠償を求めた別の訴訟では昨年12月、横浜地裁が点検の過失を認め、両社に総額4億4千万円余りの賠償を命じ確定した。

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