産経ニュース

【甘利氏辞任】残る疑惑…虚偽記載は明確 大学教授グループ告発検討、捜査受ける可能性も

ニュース 事件

記事詳細

更新

【甘利氏辞任】
残る疑惑…虚偽記載は明確 大学教授グループ告発検討、捜査受ける可能性も

記者会見を終え、会場を後にする甘利経済再生相=28日午後、内閣府 記者会見を終え、会場を後にする甘利経済再生相=28日午後、内閣府

 甘利明氏は28日の記者会見で、政治資金として処理されるべき300万円を秘書が私的に使い、政治資金収支報告書に記載していなかったことを明かした。今回の疑惑については、大学教授らのグループが政治資金規正法違反罪で、甘利氏らが代表を務める政党支部などの会計責任者らの刑事告発を検討しており、受理されれば甘利氏側は捜査当局の捜査を受けることになる。

 会見を受けて、グループの上脇博之神戸学院大教授は「規正法違反の虚偽記載があったことが明確になった」と指摘。政治資金問題に詳しい岩井奉信(ともあき)日大法学部教授は「秘書が使ったということになれば、業務上横領に当たり、事務所か甘利氏が秘書を告発するのが当然だろう」と話す。

 会見で甘利氏は26年11月20日に寄付があったとする100万円については言及しなかった。また、秘書2人が多数回の金銭授受や接待を受けていたことを認め、口利きは否定したが秘書1人がUR側と連絡を取っていたことを明かした。

 週刊文春は現金や接待などが口利きの見返りだったとしており、報道の通りなら、あっせん利得処罰法に抵触する可能性がある。

「ニュース」のランキング