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【総支局記者コラム】東日本豪雨被害の茨城・常総市 常磐大学生が魅力発掘へ奔走

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【総支局記者コラム】
東日本豪雨被害の茨城・常総市 常磐大学生が魅力発掘へ奔走

茶葉販売店で取材する常磐大生=茨城県常総市水海道宝町 茶葉販売店で取材する常磐大生=茨城県常総市水海道宝町

 昨年9月に起きた東日本豪雨で、甚大な被害を受けた茨城県常総市。この町をフィールドに、水戸市の常磐大コミュニティ文化学科の2、3年生55人が本を作る活動に取り組んでいる。中に盛り込むのは、学生の目線で取材し、見いだした数々の町の魅力。復興に向けて歩を進める住民にもっと町のことを知ってもらい、夢や展望を描く糸口にしてほしい-。学生たちにはそんな思いがあった。

 (水戸支局 海老原由紀)

 この取り組みは、文化財や人の営みなどを本で紹介する同学科主催の「ふるさとプロジェクト」の一環。地域の活性化を目的に平成25年に開始した。常磐大生ら約160人が参加している。常総市に関する本はこれまでに23冊を製本。水害前の貴重な常総市の姿が写真とともに記されている。今回の活動では、水害後の町の様子、住民の心境の変化を取り上げ、23冊を再編集する。最終的に全50冊に仕上げる。

 学生を指導する常磐大の塚原正彦教授(53)は「常総市は田舎の生活風景や昭和の町並みが残り、文化財などの観光スポットがある。日帰りで行くことができる“ミュージアム”です」と語る。

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