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BPO、テレ朝の世田谷一家殺害事件特番を審理入り 遺族が名誉侵害申し立て

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BPO、テレ朝の世田谷一家殺害事件特番を審理入り 遺族が名誉侵害申し立て

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は20日、東京都世田谷区の一家4人殺害事件を扱ったテレビ朝日の特別番組「世紀の瞬間&未解決事件 日本の事件スペシャル『世田谷一家殺害事件』」について、審理入りしたことを明らかにした。被害者の遺族で絵本作家の入江杏さんが昨年12月、「過剰演出や恣意的編集で名誉を侵害された」と申し立てていた。

 番組は平成26年12月28日に放送。米連邦捜査局(FBI)の元捜査官が入江さんらと面談し、「強い怨恨を持つ顔見知り」との犯人像を導き出す様子などを放送した。

 入江さんは、恣意的な編集により、自身が元捜査官の見立てに賛同したかのような放送がされた、と主張。一部の発言を「ピー音」で伏せるなどの過剰演出があったとして、「申立人の人格そのものや真摯に築いてきた生き方を著しく毀損するもの」と訴えている。

 これに対し、テレビ朝日は恣意的編集や過剰演出を否定し、「訂正・謝罪の必要はない」と、委員会に主張。申立人が元捜査官の見立てを否定した発言をそのまま放送したことなどを強調している。

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