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【軽井沢スキーバス転落】犠牲者は右側に集中 シートベルト着用案内なし 何が生死を分けたのか

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【軽井沢スキーバス転落】
犠牲者は右側に集中 シートベルト着用案内なし 何が生死を分けたのか

国道18号の碓氷バイパスで、道路脇に転落、横転したバス=15日午前7時5分、長野県軽井沢町

 消防関係者によると、犠牲者を含む大半の乗客が、横転して下側になった車体右側に折り重なるように倒れていた。少なくとも2人が車外に投げ出された形で死亡し、地面とバスの窓枠に挟まれた犠牲者もいたという。「衝撃でシートベルトが外れた可能性もあるかもしれないが、しっかりとしていれば救えた命や防げたけがはあるだろう」と消防関係者は指摘する。

 死者14人のうち11人は社会死(体の状態などから医者でない人が見ても判断できる死亡)状態で、医療機関への搬送もされなかった。樹木に激突した車両後方部分では、「頭上から落ち込んできた天井板が直接頭部に損傷を与えたケースもあった」(警察関係者)という。

 県警は、バスが横倒しになったことで、強度が低い天井部分から崖下の樹木にぶつかって被害が拡大したと分析。生存者は口々に、シートベルトを締めるよう促すアナウンスがなかったと指摘する。男子大学生は「どうして俺が生きていて、田原君が死んだんだろう。何が生死を分けたのか本当に分からない」と話した。

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