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宮城県の人口、震災で沿岸部減少 仙台や内陸は増加

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宮城県の人口、震災で沿岸部減少 仙台や内陸は増加

 宮城県は12日、東日本大震災後初となる平成27年国勢調査の速報値(10月1日現在)を発表した。津波被害のあった沿岸部の16市区町では前回調査(22年)に比べて3・5%(3万4049人)減少した。特に女川町は37・0%減、南三陸町が29・0%減、山元町が26・3%減となり、被害の大きい地域での人口減少が顕著となった。

 震災で多くの犠牲者が出たことに加え、住宅再建の遅れなども影響したとみられる。

 県全体の人口は0・6%(1万3950人)減の233万4215人で過去最大の減少率。震災では9千人以上が犠牲になっており、大幅な減少も予想されたが、復興事業の関係者や県外からの避難者などの流入もあって減少幅は小幅にとどまった。

 県庁所在地の仙台市も同様の人口流入で、市全体の人口は3・5%(3万6199人)増の108万2185人となった。内陸部の23市区町村も1・5%(2万99人)増加。大和町が13・5%増、富谷町が9・7%増、大衡村が7・0%増と大きく増えた。

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