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福島の人口、11.5万人減 震災後初の国勢調査

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福島の人口、11.5万人減 震災後初の国勢調査

 福島県は25日、総務省が10月に実施した国勢調査の速報値を発表した。東京電力福島第1原発事故後初の調査で、全域が避難区域に指定されている富岡、大熊、双葉、浪江の4町で人口がゼロとなった。県全体の人口は10月1日現在で191万3606人。前回調査(平成22年)から11万5458人(5・7%)減って200万人を割り込み、戦後最少。減少幅も過去最大となり、原発事故の爪痕の深さを示した。

 全域が避難区域の飯舘村は特別養護老人ホームに入所している41人、葛尾村は避難解除に向け村内で長期宿泊している18人だけだった。9月5日に避難指示が解除された楢葉町も976人で、前回調査に比べて6724人(87・3%)減少した。

 一方、原発事故の避難者のほか、廃炉や除染の作業員を受け入れている自治体は人口が増加。いわき市は前回より2・1%増、相馬市は2・0%増となった。

 男女別では男性が4・0%減の94万4967人、女性が7・3%減の96万8639人。

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