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【フィリピン児童買春・撮影の元校長公判詳報】1万人超すみだらな行為に連ねる悔悟の言葉 「倫理観のなさ、節度のなさ強く感じる」「罪の意識強かった」

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【フィリピン児童買春・撮影の元校長公判詳報】
1万人超すみだらな行為に連ねる悔悟の言葉 「倫理観のなさ、節度のなさ強く感じる」「罪の意識強かった」

高島容疑者の自室から押収された大量のアルバム。女性や女性との行為を撮影した写真が約15万枚収められていた(神奈川県警提供)

 フィリピンで少女とのわいせつ行為を撮影したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)などの罪に問われた元横浜市立中校長、高島雄平被告(65)=横浜市金沢区=の初公判が17日、横浜地裁(大森直子裁判官)で開かれた。公判の詳報を伝える。

 午前11時前、大森裁判官が405号法廷に入廷し、全員起立。同11時過ぎ、高島被告が弁護士とともに入廷した。高島被告はカーキ色のダウンジャケットの下に、黒いスーツに白シャツ、紺色のネクタイを締めた姿で、前を向きしっかりとした足取りで歩き、席に着くとダウンジャケットを脱ぎ、法廷台の前に立つとスーツのポケットのフリップを外に出した。

 生年月日や職業を尋ねる大森裁判官に対して、答える高島被告の声は、少し高めで小さい。高島被告は起訴状を読み上げる検察官を背筋を伸ばしながら見つめ、法廷内の発言について説明する大森裁判官にゆっくりとうなずいた。

 「起訴状の事実に間違いはありませんか」と尋ねる大森裁判官に、いったん首を傾けて間を置いてから「ないと思います」とはっきりと答えた。

 高島被告は続けて、「自分自身当時の記憶はほとんどなく、ただ記録する性癖がありまして、警察官から記録としてみせられたものは当時記録したことに間違いはないし、写真を撮ったのは自分自身なのでその通りだと思います」と説明。

 席に戻った高島被告は足をそろえて座り、膝の上にクリアファイルなど分厚い書類の束を起き、途中で黒縁眼鏡をかけながら検察官の説明を聞いた。

 その後、弁護側の被告人質問が始まった。

 弁護士「児童ポルノを誰かにあげたり売ったりするために作成したのか」

 高島被告「そうではございません。あくまで昔から記録癖があり、食べたもの、行った場所全て写真に撮っており、その中の一連のもので、自分自身の思い出のためのものです」

 弁護士「押収された写真は警察が処分をしていいのか」

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