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【東日本大震災】保存・解体で意見割れる 石巻の被災校舎

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【東日本大震災】
保存・解体で意見割れる 石巻の被災校舎

 宮城県石巻市は29日、東日本大震災の津波と火災で被災した市立門脇小の旧校舎について、市民に保存の是非を聞いたアンケート結果を公表した。震災遺構として「全部保存」と「一部保存」を求める回答が過半数を占めたが、「解体」も4割に上り意見が割れた。

 市民アンケートでは「全部保存」17・7%、「一部保存」41・1%で計6割近くとなり、「解体」は40・1%。一方、門脇地区の結果は解体が48・1%で、全部保存(15%)と一部保存(36・8%)の合計と、ほぼ半々になった。

 29日に行われた市と門脇地区のまちづくり団体の意見交換会では「新しく整備する、まちにはそぐわない」「見るのもつらい」といった解体を求める意見が相次いだ。亀山紘市長はアンケートや住民との意見交換を踏まえ、本年度内に結論を出す予定。

 市は多くの児童らが犠牲になった市立大川小の被災校舎についても保存か解体かを決める方針。

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