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【秋田・肥料成分偽装】社長が会見「10年以上前から全工場でやっていた」 農水省も立ち入り検査

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【秋田・肥料成分偽装】
社長が会見「10年以上前から全工場でやっていた」 農水省も立ち入り検査

肥料成分偽装問題で記者会見する太平物産の佐々木勝美社長=9日午前11時10分ごろ、秋田市中通の秋田キャッスルホテル(渡辺浩撮影)

 秋田市の肥料メーカー、太平物産が有機肥料の成分表示を偽装していた問題で、同社の佐々木勝美社長が9日、市内のホテルで問題発覚後初めて記者会見し、「偽装は少なくとも10年以上前から全工場で行われていた」と説明した。理由については「現場がコスト削減のためにやったと推測される」とし、自らを含む歴代社長の指示や関与は否定した。

 また、7日から9日にかけて、農林水産省が肥料取締法に基づいて秋田工場(秋田市)、青森工場(青森市)、関東工場(茨城県阿見町)、渋川工場(群馬県渋川市)を立ち入り検査したと明らかにした。6日には伊藤茂美常務が秋田県警に出頭し、事情を聴かれたという。県警は不正競争防止法違反(虚偽表示)にあたる可能性もあるとみて捜査する。

 佐々木社長は「組織ぐるみととられても仕方ない」としながらも、「成分表示の偽装を含んだ製造指示書が前任者から代々引き継がれていた」と繰り返し、いつ、どのような経緯で始まったかは分からないとした。

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