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【マンション傾斜】 三井住友建設社長が謝罪 「説明責任果たすべき」と専門家

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【マンション傾斜】
 三井住友建設社長が謝罪 「説明責任果たすべき」と専門家

【横浜マンション傾斜問題】施工不良で建物が傾いていることが判明した、三井不動産グループ販売の大型マンション=31日午後、横浜市都筑区(鴨川一也撮影)

 マンションくい打ちデータ偽装問題で、横浜市都筑区の傾いたマンションの元請け建設会社の三井住友建設の新井英雄社長が住民らに謝罪していたことが31日、同社などへの取材で分かった。マンション建設の責任者である同社の社長が謝罪していたことが明らかになるのは初めて。同社と販売主の三井不動産レジデンシャルは問題が公になって以降、記者会見を開いておらず、専門家からは企業の説明責任の観点から疑問の声が上がっている。

 三井住友建設などによると、新井社長は10月15日の住民説明会に出席し、くい打ちの施工不良があったことについて「住民の皆さまに多大な迷惑と心配をかけた。深くおわび申し上げる」などと陳謝。その上で「全力をあげて原因究明と安全性の確保に向けて誠心誠意、対応したい」との姿勢を示した。

 三井不動産レジデンシャルの藤林清隆社長も同じ住民説明会で謝罪。くい打ち施工を請け負った旭化成建材の前田富弘社長は翌16日の住民説明会で陳謝した。旭化成建材の親会社の旭化成の浅野敏雄社長は20日に記者会見を開き、「居住者の皆さまに大変なご迷惑をおかけした」とわびた上で、施工不良やデータ偽装の経緯を説明し、報道機関からの質疑にも応じた。

 また、1次下請けの日立ハイテクノロジーズは26日の決算会見で、執行役常務が謝罪。宮崎正啓社長も会見後のアナリスト向け決算説明会で「関係者にご心配をかけ本当に申し訳ない」と述べた。

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