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【貳阡貳拾年 第7部 犯罪新時代(2)】加速する受刑者の高齢化 刑務官に求められる介護資格

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 国内各地の刑務所で、高齢の受刑者の割合が増えている。法務省によると、昨年末時点で全国の刑務所が収容する受刑者5万2860人のうち60歳以上の受刑者は9736人。全収容者の18・4%を占め、5年前より2・1ポイント増えている。

 受刑者数も年々増加傾向だ。平成26年版犯罪白書では、25年に入所した65歳以上の受刑者は2228人で前年比約2%増で2年連続の増加。うち約34%が2~5度目、約39%が6度目以上の再犯者だ。

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 国内最大級の女性刑務所である栃木刑務所(栃木県栃木市)。今年4月1日現在で673人の女性受刑者が入るが、60歳以上の受刑者は約23%に上る。昨年度の最高齢者は87歳。ここでは、手押し車や車いすで移動する受刑者の姿がみられる。「歩くのが遅い人に合わせて歩いたり、洗濯物を絞ってあげたり、周囲の受刑者も心を配っています」。60代の女性受刑者は刑務所内の雰囲気を話す。

 この刑務所では、高齢者向けに外部講師による健康指導や若い受刑者が本を読み聞かせる読書指導など独自のプログラムがある。社会福祉士が常駐し、社会復帰支援なども行っている。

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